
大阪のお土産の一つとして有名な「千鳥屋」の和菓子。千鳥屋は、長崎に伝わった南蛮菓子の製法をいち早く学び、焼き菓子の専門店として、1630年に創業しました。やがて南蛮渡来の焼き菓子に白あんを入れた、独特のおいしさの饅頭を作り、「水鏡せると伝ふる天神のみあしのあとに千鳥群れ飛ぶ」という菅原道真公の故事にちなみ、「千鳥饅頭」と名づけ、世に広めたのでした。以来、370年という長い歴史の中、伝統の技術を生かし、千鳥屋は人々に長く親しまれてきました。
数々の人気商品の中、大阪の名物として地元の人達にも大変人気の商品が「みたらし小餅」。みたらしといえば、串にささった丸いお餅に、甘いたれがかかったものを想像しますが、千鳥屋のみたらし小餅は、一口サイズのお餅の中にたれが入った、革命的なみたらしです。一口でほおばると、プチッとはじけて、中から関西風の醤油だれがとろーり。独特の味わいと風味が口の中で広がります。賞味期限は2日間、商品には一切添加物は使用せず、真空パックにして新鮮さを失わせないようにしたのも、お客様への想いから、日夜研究を惜しまず出来上がったものでした。
このみたらし小餅は、駅の売店でも販売されており、帰省の際には必ず買って帰る人がいるほど、大阪土産の人気商品となっています。また、遠方から通信販売で購入する人もいるほど、日本全国にこのみたらし小餅の人気は広がっています。
千鳥屋は、時代を超え、国境を超え、永遠に愛されるお菓子を作り続けていくでしょう。
取材協力:菓匠 千鳥屋
住所:本店 中央区3-4-12
Tel:0120-230-877(各店舗のお問い合せ)