スタッフの取材日記

大阪の取材日記 1月号

法善寺 夫婦善哉

法善寺 夫婦善哉

浪花の繁華街から一歩入ると、石畳の続く長い歴史を感じさせる路地に出る。まるでタイムスリップしたかのような情緒あふれる路地のあるこの町は「法善寺横丁」と名付けられ、大阪の古き良き時代の匂いと、ノスタルジックな雰囲気を感じさせてくれる。
今をさかのぼること、百十年以上前の明治十六年、ここ法善寺境内に一人前なのに二つのお椀に分けて善哉を出す一風変わった善哉屋がオープンした。
なぜ二つのお椀に分けたかというと、二つに分けた方がたくさん入っているように見えると考えたからだ。しかし、実際にお店を切り盛りしていた妻と娘が「この二つのお椀は夫婦でんね」と答えたら、そのアイディアが大当たりとなり、現在の夫婦善哉へと繋がっていったのだ。
高級小豆の代名詞、丹波大納言を使用し約八時間かけて釜で炊いた後、さらに約1日寝かせる。小豆に砂糖がほどよく浸透し、甘み・ハリ・コクが生まれ、一粒一粒が輝き極上の善哉が生まれる。
夫婦善哉には、「善哉をカップルで食べると円満になれる」「一人で食べると想いをよせるあの人と結ばれる」など様々なご利益があると伝えられ、今では、大阪の人気デートスポットとなっている。
これからも、法善寺横丁の名物「夫婦善哉」は人々に心の温もりを与えながら味わい続けられていくだろう・・。


取材協力:法善寺・夫婦善哉
住所:中央区難波1-2-10 MEOTOビル
TEL:06-6211-6455

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