
日本のふるさと「京都」の歴史と文化をわかりやすく紹介する総合的な文化施設として、昭和63年10月に京都文化博物館はオープンしました。 生活の中から芽生え、自発的で自由な発想をもとに育ってきた京都文化を全体的に紹介し、優れた伝統文化に触れるとともに、新しい文化の創造力を呼び起こすための場所でもあります。
国の重要文化財にも指定されている別館は、明治の名建築・旧日本銀行京都支店の建物です。赤煉瓦に白い花崗岩を装飾的に施したその様式は、19世紀後半のイギリス建築によく使われており、明治の象徴「文明開化」の流れを垣間見ることができる場所です。京都でも特にこの界隈は、銀行や郵便局、商店などの歴史的建造物が多く残されています。
京都の歴史と文化が通覧できる歴史博物館、京都ゆかりの芸術家たちの作品を展示する美術館、京都の映像文化を伝えるフィルムライブラリーセンターの3つの機能を併せ持った「常設展」のほか、斬新な企画による「特別展」も開催されています。4日からはじまる「世界遺産ナスカ展」は、世界中の研究者たちの成果を紹介する展覧会です。千数百年前の歴史に触れる舞台として「京都」が選ばれることについては誰もが納得です。
ぜひ京都とナスカの歴史に触れてみてはいかがでしょう。
取材協力
京都文化博物館 Tel.075-222-0888 京都市中京区三条高倉