スタッフの取材日記

京都の取材日記 5月号

下鴨神社〜賀茂御祖神社〜

下鴨神社

地元の人々に「下鴨さん」と呼ばれ、親しまれている下鴨神社の祭神は、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)。しかし、この神様が「八咫烏(やたがらす)」の化身であることは、一般にはあまり知られていないのではないでしょうか。「三本足の大きなカラス」を意味するこの八咫烏は、「勝利の神」としてサッカー日本代表のシンボルマークになったり、熊野大社では「神の使い」として神格化されているように、実は私たちの身近なところに存在する神様なのです。
  さて、この下鴨神社では一年を通して数多くの祭事が行われています。特に五月は、京都の三大祭のひとつである葵祭をはじめ、前後に行われるお清めの神事や各種奉納行事が目白押し。

一日 献香祭(けんこうさい)
三日 流鏑馬神事
(やぶさめしんじ)
四日 斎王代御禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)、古武道奉納 
五日 歩射神事
六日 献花祭(けんかさい)
[遠州正風奉仕]
十二日 御蔭祭(みかげまつり)
十四日 琵琶湖堅田供御人行列
(びわこかただごにんぎょうれつ)・鮒奉献(ふなほうけん)
十五日 賀茂祭(かもさい)
[葵祭]
十九日 献茶祭(けんちゃさい)
[武者小路千家奉仕]
二十日 小川流煎茶献茶祭(おがわりゅうせんちゃけんちゃさい)[小川流奉仕]

これらの日には、遠い昔から人々の生活の中で息づいてきた祭事に触れることができます。

しかし、祭事が行われていない日でも下鴨神社には多くの人々が訪れます。木漏れ日の中、糺の森(ただすのもり)を通り抜ける参道を歩き、せせらぎの音に耳を澄ませてみれば、その理由が判ることでしょう。人々にとって神聖な場所であるだけでなく、清らかな霊気に癒される場所として愛され続けている神社なのです。

取材協力
下鴨神社
住所:京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
アクセス:京阪「出町柳」駅より 徒歩 約8分

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