スタッフの取材日記

神戸の取材日記 7月号

ありまサイダー

ありまサイダー

幼少時代を思い出す懐かしい味・サイダー・。今では、沢山の風味・種類があるが、日本初のサイダーはここ「有馬」から始まる。 有馬の地に湧き出る炭酸を使い、・炭酸入りミネラルウォーター・を海外に輸出。明治39年にはその炭酸水に甘みを加え「有馬てっぽう水」の名称で、瞬く間に知れ渡った。しかし、戦争や時代の変化により製造中止となり、一旦幕を閉じる。

年月が流れ平成14年、有馬の魅力を伝える為、沢山のアイデアを生み出していた旅館や商店などの主人8人衆「有馬八助商店」の有馬の土産を作ろう! という案をもとに復活。
「子供の頃、泉源から湧き出す炭酸に砂糖や、駄菓子屋で売っている味付きの粉を入れて飲んでいたのを思いだし、ああやない… こうやない… といいながら試行錯誤の中昔ながらの『てっぽう水』を復活させました。」 と有馬八助商店の一人、有馬片山幹雄商店の片山康博さん。彼らの好奇心とスピーディーな行動力が、この街を活気立たせているに違いない。  

この「有馬サイダー」のこだわりは、 『炭酸』、レトロ感あふれる『ラベル』。  
「飲むとゲップがでるほどきつくないとだめ!」  「デザインしたラベルは、こだわりのビンに手作業で貼る。」 といった力の入れよう。  
復活させて約5年が経ち、今では青森県から宮崎県まで発注がある。
「大変喜ばしい事です。その名前に恥じないよう、有馬の地で有馬ならではの商品を作り続けたい。全国の皆様に有馬の味をかみしめてほしい。」
そう話す顔からは、少年のような笑顔と、有馬への惜しみない愛情が満ち溢れていた・・・。  
上品な甘味と、かなり強めの炭酸。是非一度ご賞味あれ。

取材協力
有馬片山幹雄商店 
tel:078-903-0031

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