
からすま京都ホテル
安藤 今日子
京都という街は、古くからの歴史が今も残り、風情漂う素敵な街です。
そんな京都には、各地から観光のお客様がたくさんお越しになるので、 「どんなお寺がいい。」とか、「ここにはこんな歴史がある。」など、皆様もたくさんの情報をお持ちだと思います。
今回ご紹介させて頂く、「相国寺(しょうこくじ)」も、とても有名な場所 ですが、私の大好きなお寺の一つです。 境内は、京都御所の真北に位置し、同志社大学に隣接しています。
金閣寺、銀閣寺を末寺に持つこのお寺は、足利義満によって創建され、天明8年(1788)の大火によって大きな被害に見舞われるのですが、 現在も相国寺の法堂は、法堂建築としては最古のものが残されているそうです。
本当に静かで、心地良いひと時を過ごす事ができます。 春には見事な桜が満開になり、ヒラヒラと散る花びらがとても幻想的で、夏になると、新緑がとてもきれいで、 お散歩などにもぴったりの場所です。
もちろん、秋は紅葉がたいへん美しく、そんな絶景を眺めながら 「ほっ・・・」っとできる、 そんな素敵な場所です。
まだ行った事のない方は、是非一度足をお運びくださいませ。
きっと、四季折々の京都の姿を見る事ができるのではないでしょうか。
そして、京都らしさといえば、相国寺のすぐ側にある、京菓子のお店「俵屋 吉富」は、是非お立ち寄り頂きたいお店のひとつです。
「俵屋 吉富」が設立した京菓子資料館があり(入館料無料)、和菓子の歴史をじっくり学ぶことができます。
裏千家十五世御命名「祥雲軒」でいただける生菓子と、抹茶のセットは500円。
生菓子は季節ごとに数種類から選べます。
私のおすすめは、「雲龍」というお菓子です。
じっくり炊いた小倉あんを、ふわりとした村雨あんで包んだ一品です。
是非一度、ご賞味下さいませ。
また、出町柳を少し上がったとこにある「大黒屋鎌餅本舗(だいこくやかまもちほんぽ)」もおすすめです。
明治33年から歴史を積み重ねてきた、京都の和菓子専門店です。
名物「かま餅」をはじめ、でっち羊羹、懐中しるこ、もなかには丹波産の小豆を使用と、そんなこだわりのお菓子 に、舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか?
しとやかでいて華やかな京菓子は、今も伝統を守り続け、京都へお越しになる方はもちろん、地元の方からも愛され続けています。
少し忘れがちになっている今の時代、伝統ある京都の和菓子屋は、そのことに改めて気づかせてくれる場所ではないでしょうか。