
ホテル日航プリンセス京都
佐藤 健二
京都で“食”を楽しむなら、京の台所 「錦市場」は外せません。錦市場は400年以上の間、上質な地下水に恵まれ、魚屋、八百屋、漬物屋、豆腐屋などが隙間なく立並び、京都洛中の“食”を充たしてきたたいへん活況な市場です。錦市場の鎮守社 錦天満宮から名水「錦の水」がこんこんと湧き出ており、毎日 錦の店主さん方が水を汲みにやってくる光景が目に入ります。この豊富な地下水が鮮魚や京野菜や漬物など、新鮮素材を売り買いするにはとても適しているのだそうです。
あまたの店がひしめく「錦市場」で、私がおすすめしたいのは、新鮮な鰻と川魚を扱う「大國屋」さんです。
ご主人こだわりの瀬戸内海の「天然鰻」や厳選の愛知県産国産うなぎを、門外不出の秘伝のタレで熟練の腕で焼き、火の通りをよくするため串は金串を使用し、上質の炭を使っているのだそうです。
最高の素材とこだわり抜かれた製法で焼き上げられたうなぎは、芳しく香り立ち、柔らかくてまさに“絶品”です。
このうなぎを、京都・北山の山椒の実を足した秘伝のタレでじっくりと煮上げた、『ぶぶうなぎ』を是非とも一度ご賞味下さい。 1センチほどに刻んでごはんにのせて食べるも良し、ぶぶづけ(お茶漬け)にして食べるもよし。
ごはんが何杯でも進みます。
他にも、利根川の養殖鰻・板東太郎や、旬の川魚を甘辛く炊いたつくだ煮など、見るだけでもお腹が空いてくる逸品が揃っています。
京都観光の定番「錦市場」は京都の様々な味覚、季節の味覚を楽しめます。祇園、河原町方面へお越しの際は、ぜひ足を伸ばしてみて下さい。