毎年6月1日、京都の奥座敷・貴船で行われる「貴船祭」。 午前中には貴船神社の本宮で、祭典や奉納行事がありますが、一般客は見ることができません。 午後からの行事は一般観覧することができ、神輿巡行、千度詣、出雲神楽などの見所が多くあります。
この時期の貴船は、柔らかな新緑に包まれ、可憐なユキノシタ草が花がつけます。 樹齢400年の桂の若葉も青々としています。
貴船神社・本宮を出発した神輿は、参道の階段を下り、せせらぎに沿って町内を練り歩きます。 約2時間の巡行の後、700m上流の奥宮に到着。
神輿を迎え入れた奥宮では、神事に続いて「子供千度詣」が行われます。 「おせんどんどん」と賑やかに囃し立てながら、子供たちが船形石の周囲をまわり、1周するごとに「忌み串」を1本ずつ窪みに投げ入れます。 この素朴な儀式は、子供たちの健やかな成長を祈願するための風習ですが、一般参加も可能です。
続いて行われる「招福餅まき」では、お餅をもらおうと大勢が詰め寄せます!
この日、大勢が楽しみにしているのが「出雲神楽」。 ヤマタノオロチ退治を神楽に仕立てたもので、スサノオノミコト、イナダヒメ、老夫婦が登場します。 オロチが勇ましく火花を散らしながら登場する場面では、その迫力に観客も大盛り上がり!
お酒に酔っ払ったオロチは、長い胴体を振り乱し、所狭しと暴れまわりますが、スサノオノミコトに退治されます。