明治16年(1883年)に、創業を始めた中村軒。
その看板商品とも言うべき御菓子が、「麦代餅」。
近隣農家の繁忙期に間食として配達し、後日その代金として「麦」をいただいたことから、この名がつけられました。
70〜80年ほど前までは実際にそうして物々交換をしていましたが、現在では商品化されて京都の代表的な御菓子となりました。
人気の秘密は、変わらない味。
餡を炊くときは、昔と同じように「クヌギの割り木」を「おくどさん(かまど)」で燃やします。
温度が持続するクヌギを使い、熱が逃げないようレンガで覆われたおくどさんを使うことで、ふくよかで舌触りの良い粒餡が生まれます。
お餅には、もち米が本来持つ自然な甘さを引き出すよう、添加物はもちろん、砂糖も入っていません。
つまり原材料は「もち米、小豆(餡)、大豆(きな粉)、砂糖」だけ。すべて国産。
「お餅が呼吸してるからね。生きもんみたいなんですよ」とは、作り手の言葉。
天気を読み、長年の勘を働かせた上で細かな水分調整が必要とされることから、職人さんが最も気を遣う御菓子なのだそうです。
その麦代餅の食べごろは、「できるだけお早めに」。
賞味期限は「購入当日」とはいえ、夜には食感が硬くなってしまうほど繊細なのです。
ふわっと香るきな粉の風味と共に味わう弾力ある餅、かなり甘さを抑えた粒餡が、絶妙なバランスの素朴な味わい。
心こめて作られたことが感じられる贅沢を、一緒に味わうことができます。
桂離宮の参観がてら、店舗に併設されている茶店でいただくのがおすすめ。
各地の出張販売で購入することもでき、京都物産展等にも出店しています。
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×(他商品は可)
下鴨神社の北側、閑静な住宅街にある「ほうせん(宝泉)」は、数奇屋造りの屋敷が喫茶室になっています。
どの席からも見える中庭は美しく、時間がゆったり流れるように感じられる佇まい。
ここで多くの人がお目当てとしているのが、「わらび餅」。
注文を受けてから蕨粉を練りあげて作るため、その味わいと食感は、他の多くのわらび餅と一線を隔しています。
見た目はどこまでも瑞々しく、黒い輝きを放っています。
ひとくち食べれば、まずその食感に驚嘆!
見た目以上に弾力があり、噛むほどに楽しいもっちり感。
黒砂糖でほんのり甘さが加えられていますが、味わいは舌の上で少しずつ変化していきます。
原材料は、岐阜県産の蕨粉、黒砂糖、井戸水だけ。
余計なものが一切ないという贅沢・・・
心落ち着かせ、味覚を研ぎ澄ませて堪能する至福がここにあります。
週末は混みあうことがありますので、時間に余裕を持って行きましょう。
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×(他商品は可)
×(他商品は可)
誰もが知ってる出町ふたばの豆餅。 ごつごつと飛び出しそうな赤えんどう豆が、愛嬌たっぷりの外見です。
柔らかで塩気の効いた餅の中には、優しい甘さのこし餡。 これが、人々に愛され続ける絶妙な匙加減!
熟練職人手作りの豆餅は、商店街の昔懐かしい雰囲気のお店で売られています。
「近くに行ったら買ってしまう」ご近所さんから、「京都に来たらコレ」という観光客まで、店前には常に行列。
それでも怯まずに並んでみれば、意外と早く順番は回ってきます。
ショーケースの中には季節ごとの御菓子が並び、豆餅以外にも思わず目移り・・・。
奥では、職人さん達が次々と御菓子を作る様子も垣間見えます。
豆餅を買って、鴨川の岸に腰掛けて、ほっこりピクニックもよし。
京都御所や下鴨神社の参観ついでに、ちょっと立ち寄るもよし。
京都が誇る名物です。
実はこの豆餅、「餡なし豆餅」も注文することができます。(要予約)
あんこが苦手な人がいたら、「餡なし」の豆餅を手土産にするのもいいですね。
四条の京都高島屋で出張販売もされています。
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