
吉野太夫ゆかりの寺として知られる常照寺。
太夫が寄進した朱塗りの吉野門と、参道の吉野桜が織り成すコントラストが美しい名刹です。
こじんまりとした境内には桜園もあり、鬼子母尊神堂前にある枝垂れ桜は風情があります。
平日に訪れれば、静かな鷹が峰の景色をゆっくり堪能できるでしょう。
週末はやや人が多くなりますが、市内の名所よりは空いています。
古い町並みが残る鷹が峰周辺は、常照寺のほかにも見所が多くあり、散策にぴったりのエリア。
悟りの窓と迷いの窓・血天井で知られる源光庵や、茶室の点在する庭園が見事な光悦寺、昔ながらの製法で醤油を作る松野醤油屋などがあります。
公共交通機関で移動する場合はバスを利用することになりますが、ピークシーズンは混み合いますので、午前中早めに出発しましょう。
レンタサイクルで楽しむのもオススメです。![]()
4月の第3日曜日には「花供養」が催され、島原の太夫が練り歩く姿を一目見ようと、大勢の人で賑わいます。
常照寺の吉野桜が咲く参道を通り抜け、高下駄で内八文字を描きながらゆっくりと練り歩く太夫の姿は、凛として気品に満ち溢れています。![]()