
京都北部、自然豊かな岩倉にある実相院(じっそういん)。
3つの異なる表情で素晴らしい紅葉を見せてくれる名刹ですが、アクセスがやや不便なため大きな混雑はありません。
書院奥の池泉回遊式庭園は、裏山の景色と一体となって小宇宙のような空間を造りだしています。
最も美しいのは、風がない日のライトアップされた夜。
池の水面が鏡のように紅葉を映し出し、時間の流れが止まったかのような静寂に包まれます。
枯山水の石庭にも大きなカエデがあり、豊かに繁る葉を、日々染めていきます。
白砂とのコントラストが美しく、何度でも訪れたくなるような景色です。
そして、最も有名なのが「床紅葉」。
磨き上げられて黒光りする床が紅葉を映し出し、輝くような秋の色に変化します。
光の加減によって見え方が変わりますので、正午頃に見るのが一番良いようです。
※室内の撮影は一切禁止のため、「床紅葉」は撮影できません。室外で庭園を撮影することは可能です。