ありとあらゆる手作りのモノが集まる手作り市。
なんと、「手作り靴」までもが登場します!
このお店を出しているのは、手作り市がその縁を結んだご夫婦、月森さんと土居さん。
靴を心から愛するお二人です。
靴を見れば、その丁寧な仕事が判ります。
手にとってみれば、靴に込められた心が感じられます。
オーダーしてみれば、二人の靴への愛情がもっともっと伝わってきます。
実は、この市で実際に靴を購入する人は、ごく稀にしかいません。
展示されている靴を気に入り、購入したいと思った人は、改めて二人の工房を訪れるのです。
そのわけは、ハーフオーダーメイドで希望の配色の靴を作ってもらうことができるから。
じっくり相談しながらイメージを伝えて、数ヶ月後には『世界にひとつだけの手作り靴』が出来上がります。
近所でよく見かける合鴨をイメージ
深みのある茶色にピンクをトッピング
裏地にはアンティーク素材の布を
カラーは 11 色、デザインは 7 タイプ。
それらの中から、好きな組み合わせを選びます。
ディテールにこだわるならば、靴ひも、ステッチの色、靴底のタイプまで選ぶこともできます。(ただし、靴の型を変えることはできません。)
さらに、お気に入りの丈夫な布を持ち込んで、靴の裏地に使ってもらうことも可能です。
組み合わせパターンの可能性は無限大。お値段は、¥19,950 より。
自分だけの靴を愛情こめて作ってもらう・・・、手作り市だからこそ出会える贅沢ですね。
ちなみに、このお店は現在のところ手作り市でしか出会うことができません。(ただし、年に数回は物産展などに出店することもあります。)
そして、手作り市への出店は抽選制のため必ず出会えるとは限りません。
それでも、「実物を目で見て、気に入った人に購入してほしい。顔の見える直接販売をしたい」
という二人のこだわりから、基本的に「窓口は手作り市だけ」なのです。
月森さん(左)
と
土居さん(右)
月森さん:
「靴を出店しはじめたのは、2004年からですね。
それ以前は、趣味程度に革小物を作って出店していました。
当時は靴の修理をする店に勤めていたんですが、気がついたら靴にのめりこんで、自分で作るようになっていたんです」
土居さん:
「私も靴が好きで、靴の作り方を学校で学んでいました。
手作り市で靴を出店している人がいると聞いて、ある日見に行ったんですが、その店で出逢いました。だんなさん(月森さん)に」
月森さん:
「初めて出店した2002年頃、手作り市はとってもマイナーな存在で、店は100軒ほどしか出ていなかったしお客さんもまばらだったんですよ。
三線(さんしん)を弾きながら、出店仲間や、たま〜に来るお客さんとのんびり会話してました。
全国から人が集まるようになった今、昔みたいな雰囲気を懐かしく思うこともありますね・・・。
でも、この手作り市の成長に合わせて、僕たちも変わりました。
そのタイミングがぴったり合っていたからこそ、今こうして、靴を作ることを『仕事』とできるように成長できたんだと思います」
土居さん:
「そうそう。革小物から始まって、その延長で靴を作るようになった最初の頃は、まだ趣味の世界でした。
納得がいく仕事ができるようになるにつれて、手作り市のお客さんが増えていき、二人で靴を作ることに専念できる環境になったんです。
ほんと、感謝してもしきれないですね」
月森さん:
「実際に靴を見てもらって、それを心から気に入ってくれた人に購入してもらう。
これが僕たちのやり方なので、確実に毎月出店できるかどうかは判りませんが、手作り市に来たら、是非見にきてもらいたいです」
土居さん:
「はい、是非来てください。
私たちは靴に対して、真面目というか・・・とても心をこめて作っています。だから、『使い捨て』にならないよう、靴の修理もしています。
目指すところは・・・靴に対する意識革命! ですよ(笑)」