
南観音山だけ行う珍しい神事です。
日和神楽から帰ってくると、楊柳観音像(ようりゅうかんのんぞう)を台座に載せて黄色の布で覆います。
その後、同じく布で覆われた善財童子に先導されて、町内を三周します。
途中、観音様を上へ下へ激しくゆすり、見物客でごった返す路地を所狭しと暴れまわります。
この神事の意味については、
「翌日の山鉾巡行で静かに座っていてもらうために、今のうちに暴れさせる」、
「北観音山の観音さまへの恋心を、暴れることで冷めさせる」
など諸説ありますが、はっきりしたことは判っていません。
夜遅い時間にも関わらず、南観音山の周辺には観覧客が集まります。
駆け抜けるようにして担がれ、時おり激しくゆさぶられる観音様。
町内を三周するのも、あっという間の出来事です。