
四条の御旅所(おたびしょ)に安置された3基のお神輿には、17日の「神幸祭」で渡御された八坂神社の神様が宿ります。
24日、その神様が八坂神社へおかえりになるのが「還幸祭」です。
それぞれの神輿には、担当の神輿会(しんよかい)があります。
主祭神である素盞鳴尊(スサノヲノミコト)をいただく「中御座の神輿」を担ぐのが、「三若」。
その妻である櫛稲田姫命(クシイナダヒメミコト)をいただく「東御座の神輿」を担ぐのが、「四若」。
両神の子供である八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)をいただく「西御座の神輿」を担ぐのが、「錦」です。
御旅所を出発した神輿は、それぞれ異なるルートを通って八坂神社へ還ります。
到着後、神様を八坂神社の本殿へ「おかえり」いただく儀式が暗闇のなかで執り行われると、還幸祭は終了します。
華やかな花傘巡行とは対照的に、神輿の担ぎ手たちの勇ましい掛け声と熱気に包まれた、重要な神事です。
夕方5時ごろ、担ぎ手たちが御旅所に集合しました。みなさん、気合のこもった井出達です。
それぞれ、出発前に神職のお祓いを受けます。
「ほいっとぉ、ほいっとぉ!! ほいっとぉ、ほいっとぉ!!」
勇ましい掛け声とともに「差し回し」が行われると、担ぎ手たちの熱気は一気に高まります。
最大規模の「西御座」は、担がれる神輿の中では日本一の重量。
錦神輿会の約700名が四条通りにあふれんばかりにひしめき合いながら、西へ向います。
一見、無秩序に並んでいるように見えますが、担ぎ手たちの位置は決まっており、何名かでひとつの場所を交代で担ぐようになっています。
常時40名〜50名の肩の上で支えられる2トン以上もの神輿は、「鳴りカン」を響かせながら踊ります。