
各山鉾町で祇園祭の幕開けの神事として行われるのが、「吉符入の儀」。
関係者が集まり、八坂神社から神職を招いてお祓いをしていただきます。
日付は各山鉾町ごとで微妙に異なりますが、7月1日に行うところが多いようです。
一般の人が見ることのできる場面は多くありません。
しかし、1年ぶりに祇園囃子が響き渡り、町会所が関係者で賑わう様子から、祇園祭のはじまりが実感されます。
出席する保存会関係者の方々は、羽織袴の正装。供物を準備し、神職の方の到着を待ちます。
神職による祝詞奏上、関係者と町会所のお清めがなされます。
儀式が終わると、粽の準備などに大忙し。
月鉾の場合、保存会関係者が出席する吉符入が終わった後に、囃子方の吉符入が別に行われます。
夕方、囃子方の吉符入が終わると、稚児人形を窓際へお移しします。
月鉾町会所の窓越しに「於菟麿(おとまろ)」稚児人形を見ることができるのは、この日だけ。
コンチキチン・・・コンチキチン・・・1年ぶりに響き渡る祇園囃子。
いよいよ祇園祭のはじまりです。