JR二条駅の西側にある「京菓子司総本家 よし廣」さん。 こちらでは京菓子つくりを菓子職人さんに教えていただくことができます。
つくるのは季節によって異なる2種類の京菓子。 今回は冬期シーズンということで、「梅」と「松」に挑戦です!
【説明】
京都の和菓子は、貴族文化の中ではぐくまれてきました。 写実的な表現よりも、「はんなり」とした優しい表現を好み、季節や歌の世界を象徴的に表します。 そのため、「ぼかし」と言われる技法がよく用いられます。
【工程】
1) まずは餡を手で包み込むように丸めます。
2) 表面の生地も、手で良く練ってから丸めます。
3) 表面の生地には「外ぼかし」という技法を用います。
4) 3)の生地を延ばして、餡を包み込んでいきます。
5) 小指の外側を使って、切れ込みを2箇所つくります。
6) ヘラで放射線を描きます。
7) 茶色の生地を棒状に延ばし、ひねって枝を表現します。
8) 枝を松の上に載せて出来上がり!
【感想】
上部の白いグラデーションは、松の上に積もった雪を表現しています。
見本とそっくり(?!)に出来上がりました。
見た目はともかく、自分で愛情を込めて作った京菓子は、きっと美味しいはず!
出来上がった京菓子2個は、見本2個と一緒にお土産として持ち帰ります。
最後に、職人技を間近にみせてもらうデモンストレーションもあります。
手さばきの速さは瞬きしてる暇もないほど鮮やかで、あっという間に生地と餡が菊になりました!
体験の最後には、茶菓子と抹茶をいただきます。 この時には繊細な生地を扱う緊張も解けて、ほっと一息。 参加者同士で賑やかに、出来栄えの比べ合いがはじまりました。 「さて、どちらが見本でしょう??」
菓子職人
水内菜奈美さん
平成13年度の京都府知事賞を受賞されるほど高い技術を持つ女性京菓子職人さんです!
「私は高校生の時に京菓子職人の道へ進むことを決めました。
京菓子が持つ華やかさと、その表現の豊かさに惹かれたんです。
実際には、菓子つくりには力仕事もたくさんありますし、
地道な努力なしには上達しない世界ですが、京菓子が表現し得る世界はとても奥が深いんですよ。
季節を愛でたり、もてなしを大切にする日本人の心を感じることができます。
是非たくさんの方にお越しいただいて、京菓子の奥深さを一緒に体験していただきたいですね。」